【読書感想文】Vue.js入門 基礎から実践アプリケーション開発まで

とても良本だったのでおすすめです。
正確にはまだ読みきっていません。。。が、備忘録がてら良し悪しを残しておきます。

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良かったポイント

  1. 体系的に習得できること
  2. 情報量が多いこと

では細かく理由を記載していきます。

体系的に習得できること

今まで、Vue.jsに限らずですが、フロントエンドの技術はネットからしか習得できなかったかと思います。 技術進歩が著しいためでしょうか、出版物はあまり多くありませんでした。

また、Vue.jsは利用している方も多いのでネットにはたくさん情報があるのですが、どうしてもスポットの情報収集になりがちでした。

この本はタイトルの通り入門向けに作られています。

私は仕事で2年ほどVue.jsの案件に関わってきました。 ですが、この本を読むことによって頭の中がすっきりとまとめられたように感じています。

情報量が多いこと

この本は463ページ もある、結構ボリュームの多い本です。 少し目次を紹介させていただきます。(大項目のみです)

  • 1. プログレッシブフレームワークVue.js
  • 2. Vue.jsの基本
  • 3. コンポーネントの基礎
  • 4. Vue Routerを活用したアプリケーション開発
  • 5. Vue.jsの高度な機能
  • 6. 単一ファイルコンポーネントによる開発
  • 7. Vuexによるデータフローの設計・状態管理
  • 8. 中規模・大規模向けのアプリケーション開発① 開発環境のセットアップ
  • 9. 中規模・大規模向けのアプリケーション開発② 設計
  • 10. 中規模・大規模向けのアプリケーション開発③ 実装
  • Appendix. jQueryからの移行/開発ツール/Nuxt.js

上記の通り、Vue.jsの設計・実装に必要なことが網羅されています。 また、最終章のAppendixにはStorybookやTypescript、Nuxt.jsなどVue.jsにまつわる技術についても記載されているため、より開発をスピードアップさせてくれるでしょう。

「仕事や趣味でVue.jsをいじってきた」という既習の方も、今までのやり方を見返すためにも読んでみてはいかがでしょうか。

悪かったポイント

このボリュームの本なので、前読んだところを検索したくなることが多々あります。 ですが、この本は索引が少ないです。 よく見返すポイントには都度付箋をつけながら読めば問題はありませんが、できれば索引も充実していただきたかったです。

最後に

良し悪しを総合して、私は良本と思っています。
タイトルの通り、これからVue.jsを始める人はもちろん、既習の方も持っておいて損はない本です。

まだ、初めの方しか読んでいないのですごく短くなってしまいましたがこれから読むのが楽しみな本です。